こんにちは
プレシャスクリニック院長の清水です。
ミラドライ治療にまつわるHPの記事から、気になることをピックアップして、私なりの考えを伝えます。
今回は、ちょっと気になるブログ記事を見つけたのでそれについて応えます。
標題の”汗とローンが残ったミラドライ”は、H先生のブログです。
彼は大変まじめで、正義感の強い先生で信頼できる医師です。
この標題名で検索すると出てくると思いますが、このブログ記事の中の
”今年9月に第38回日本美容外科学会が横浜で開催されました。
ミラドライのイブニングセミナーがありました。
座長の先生が、
レーザー脱毛の発明に匹敵する、
画期的な機器と持ち上げていました。”
この座長は私です。
興味がある方は、このセミナーを演者の佐々木先生がYouTubeにアップしているのでご覧になってください。→ここをクリック
確かにこのセミナーは質問が多くて、炎上セミナーとよくいわれます。
それほど、会場の先生方の興味を引いたのでしょう。
H先生のいわれることはよくわかります。
私のクリニックにも、ミラドライの治療が効果がなかったといってこられる患者さんがたくさんいます。
それに、クリニックによっては、ホームページで安い価格で表示されていても、実際の治療にはチップが別料金で請求されたり、すそワキガの治療も、部位別に、例えばV,IOで全部施術すると3か所分の料金(3倍です)が請求されたり、無理な勧誘もあるようなことを患者さんから聞きました。
実際の治療にいくらかかるのかをあらかじめチェックしてからカウンセリングに行く方が良いと思います。
ところで、H先生はミラドライを目の敵にしているようですが、手術でも、執刀医によって結果が違うように、治療はすべて施術者によって変わります。
だから、すべてのことをミラドライのせいにしないで欲しいです。
ミラドライという治療器の効果があることは間違いないです。
レーザー脱毛も、世に出る前に私は治験しています。
その時も最初から認められた機器ではありませんでした。
当時は、”そんなので永久脱毛ができるわけがない” などといわれ、”永久脱毛とは”という定義すら話題になったのです。
要は、針脱毛に対抗できる存在であるためには永久脱毛ということが謳えなければならなかったからです。
時は流れ、それから30年たった今ではどうですか?
今の若い人は”針脱毛”という言葉を知りません。
脱毛は”レーザー”です。
H先生のこの記事の最近のコメントをみると、彼の考えも変わってきているようで、ミラドライを認めているように思えます。
それに、ミラドライは近い将来、承認器になります。
厚労省がミラドライをワキガ治療器として認めました。
確かにミラドライは高価な機械です。
でも、キズもできずに、手術、しかも上手な手術と同じ効果を私は出しています。
30年後にはワキガ手術は淘汰され、ワキガ・ワキ汗治療はミラドライになっていると私は思っています。