研究と実験を重ね、プレシャスクリニック特製の制汗剤が完成しました。
何人かに試用してもらいましたが、とても好評です。
成分は塩化アルミニウムを25%配合した軟膏です。
一般的には20%の塩化アルミニウム水溶液が使われますが、アルコールが含まれていたり、水溶液なので皮膚に浸透しづらく、塗布後ゴム手袋の装着を強いられたりとか、皮膚炎が生じる原因ともなり、ある報告によると副作用の発現率が45%とほぼ半数に問題が生じるなど、効果はあっても使いにくいものでした。
調べてみると、制汗剤のほとんどにアルミニウムが使われていて(ミョウバンもアルミニウムが含まれています)、このアルミニウムは成分として必須なので基材を考えることにしました。
皮膚に塗るためには成分だけでは塗れないので、水で溶かしたり、オイルに混ぜたりなどする必要があり、この溶かす材料を基材といいます。
よく、付け薬として処方される軟膏やクリームも基材です。
いろいろ試作したところ、水溶性軟膏が最も適していて、使用感も良好でした。
これをぜひ試していただきたいので先着100名に無料で差し上げます。
といっても、院内製剤なのでクリニックに来ていただき診察したうえでないとお出し(処方)できません。
多汗症で悩まれている方、特に手汗で悩んでいられる方に、ぜひともご来院の上、使っていただきたいです。