多汗症(汗かき)
必要以上に汗をかいてしまう病気です。
汗っかきで日常生活を送るのもつらい状態です。
院長の多汗症のHPもあります。興味のある方はここをクリックしてください。
病気になった人に対する治療の実績や,学会での研究をふまえて作られた診療の目安です。
多汗症のガイドラインに興味のある方はここをクリックしてください。
おすすめ治療
腋窩多汗症では
▽保険診療
・ボトックス治療(A型ボツリヌス毒素療法)
ボツリヌス毒素を皮下に注射することによって、汗の細胞への神経系の伝達が途切れるため、汗をかかなくなる治療。
注射をしたところは、注射翌日より汗をかきにくくなり、3~6か月持続する。
汗をかくようになってきたときは再度注射をすることによって、また汗をかかなくなる。
したがって注射を繰り返していく治療である。
手術以外の治療では唯一保険適応があり保険診療が行える(なぜか、ガイドライン推奨度1の塩化アルミニウムは保険で処方ができない)。治療費は3割負担でおよそ3万円。
▽自由診療
電磁波による腋窩多汗症の治療器です。手術に匹敵するほどの効果がみられ、手術の合併症等を考慮すると、圧倒的にミラドライ治療がおすすめです。ボトックスも即効性でとても効果的ですが、繰り返し注射を受けなければならないこと、その注射が痛いことなどを考慮すると、たとえ自費診療でも高くない治療ではないでしょうか。
院長の長年の経験から、たとえクアドラカッターなどの傷が少ない治療であっても、術後の傷で悩まれている方が結構多いので、手術よりミラドライ治療をお勧めします。