2025.10.29

1パス治療でも十分な治療効果を求めて

ミラドライの治療効果は2パス治療(ダブル照射、重ね打ち)が良いことは当然のことです。
でも、治療費が高くなり、2回続けて照射することによる体力的負担も増加することより、1回照射(ミラドライの通常治療)で、十分な効果が出るほうが良いに決まっています。
当院の発汗テストの治療結果から、1パス治療でも、9割以上のエリアが発汗を抑えられています。すなわち、9割以上の治療効果が得られているのです。
では、この、残った、1割の汗をかいているところは、ミラドライの照射が不十分なのが原因なのでしょうか?

この方は、ミラドライ治療後1か月目に汗をかくようになり、気になってしょうがないとのことで、発汗テストを受けに来てもらいました。
この発汗テストは治療後2か月目の状態です。予想を超えるとても広範囲で汗をかいているのもわかりますが、注目して欲しいのは、ミラドライをしたところは、全く汗をかいていないところです。

わかりやすいように、汗をかいているところの境界にマーカーでしるしをつけてみました。
ミラドライは、長方形で照射されるので、見事に、治療したところが無汗になっているのがわかると思います。
このように、ミラドライは、1パス治療(通常治療)でも、完璧な治療ができるということが証明されたと思います。

汗を分泌する汗腺には、主に「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類が存在します。ワキガ臭の主な原因はアポクリン汗腺から分泌される汗です。以下はその仕組みについての詳細です。

エクリン汗腺: エクリン汗腺は体全体に広く分布しており、主に体温調節のために発汗します。エクリン汗腺から分泌される汗はほぼ水分であり、ほとんど臭いがありません。
アポクリン汗腺: アポクリン汗腺は特定の場所に集中しており、主に脇や臍周り、乳輪周囲、耳の中などに存在します。アポクリン汗腺から分泌される汗には、水分だけでなく、たんぱく質、皮脂、アンモニアなどの物質も含まれています。この汗が皮膚表面に出ると、体表に存在する常在菌によって分解され、ワキガ臭が発生します。

遺伝的な要因により、一部の人々は脇のアポクリン汗腺の数や活性が多く、ワキガ臭が強く出ることがあります。このような状態を「ワキガ体質」または「先天性ワキガ」と呼び、ワキガの大部分はこの先天性の要因によるものと考えられています。したがって、ワキガは急に発症することはまれで、個人の体質に関連しています。

相談しずらいデリケートゾーンの「すそわきが」。原因や特徴、治療法について解説

「すそわきが(スソガ)」は、デリケートゾーン、つまり陰部からワキガのような臭いが発生する状態を指します。この臭いは非常に独特で、自分では気づきにくいため、男女を問わず悩む人がいます。特に性交渉の際などに問題とされることがあります。

 

相談しずらいデリケートゾーンの「すそわきが」。原因や特徴、治療法について解説

「すそわきが(スソガ)」は、デリケートゾーン、つまり陰部からワキガのような臭いが発生する状態を指します。この臭いは非常に独特で、自分では気づきにくいため、男女を問わず悩む人がいます。特に性交渉の際などに問題とされることがあります。

 

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「すそわきが(スソガ)」は、デリケートゾーン、つまり陰部からワキガのような臭いが発生する状態を指します。この臭いは非常に独特で、自分では気づきにくいため、男女を問わず悩む人がいます。特に性交渉の際などに問題とされることがあります。

従来のフォトフェイシャルを超える
光治療のフェイシャルトリートメント

都内でもまだ導入台数の少ない、最先端の美肌用光治療器です。シミ、ソバカス、くすみだけでなく、肝斑、赤ら顔にも効果を発揮します。BBL(ブロードバンドライト)という光を照射することによって、肌トラブルの原因である皮膚表層のメラニン色素や、深層にあるヘモグロビンを破壊します。破壊したメラニン色素やヘモグロビンは、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)により、自然に体外へと排出されます。そのため、健康な肌を傷つけることがありません。

また、線維芽細胞の働きを活性化して、美肌には欠かせないコラーゲンを生成。お肌のハリや弾力性を引き出し、キメを整え、毛穴も引き締めます。治療時間も短く、ダウンタイムもほとんどないため、治療後は当日から洗顔やメイクも可能です。メイクをされないでお帰りになる方も、日焼け止めは必ず塗るようにしてください。

顔全体 22,000円(税込) (ビタミントリートメント込)
ビタミントリートメント 5,500円(税込)

日焼け前の肌断面(イメージ)

日焼け後の肌の断面(イメージ)

1カウンセリング

お肌の状態を見ながら治療法についてご相談致します。フォトフェイシャルについてご不明な点は、お気軽にお尋ねください。

再発する汗腺組織

当院のように、しっかり、正確にミラドライが照射されていれば、照射漏れなどなく、完璧に治療されることがわかりました。
では、なぜ、1年ぐらいたつと臭うようになってくるのでしょうか?
それは、死にきれなかった汗の組織が再生され、復活してきたと考えるのが妥当です。
近年、再生医療の研究はすさまじく、いろんな組織の再生のメカニズムが解明されてきています。いままで、無用の長物とされていて、研究対象にすらされていなかったアポクリン汗腺の再生機序が明らかになりました。汗腺も再生能力があり、その再生に関与する幹細胞の位置も特定されたのです。アポクリン汗腺は毛包脂腺系といって、毛と皮脂腺、アポクリン汗腺が一体のUnitになっていて、再生する幹細胞も、毛の幹細胞と同じ、バルジ領域にあることがわかりました。この、理論は、すなわち、毛の幹細胞を破壊するSHR脱毛器によるレーザー治療によって、アポクリン汗腺も再生しなくなることを示唆しています。ただし、このレーザー治療だけで、完全なアポクリン汗腺を消滅させるには、相当数の治療が必要であり、現実的ではありません。そこで、ミラドライ治療と組み合わせるハイブリッド治療を考案しました。これによって、アポクリン汗腺の幹細胞も破壊することができるため、治療効果が格段にアップします。また、治療後にも、レーザー治療を行っていくことによって、後の、再生しかかった組織に対しても、汗腺が再生できなくなり、再発予防にとても有効であると考えました。今回の治療モニターでその検証を行っていきたいと考えています。

後天性ワキガの原因

食生活: 食事内容が臭いに影響を与えることがあります。香辛料や刺激物、特定の食品(たとえば、にんにくや玉ねぎ)を多く摂ることは、体臭を強化する可能性があります。

ストレス: 長期間のストレスは、交感神経を刺激し、ワキガ臭を増強させることがあります。ストレスの管理が重要です。
体重増加: 体重の急激な増加は、ワキガ臭を強調することがあります。過剰な体脂肪は皮膚に汗をこもらせ、常在菌の増殖を助ける可能性があります。

疾患や薬物: 一部の疾患や薬物は、ワキガ臭を引き起こす可能性があります。これには糖尿病や甲状腺疾患、特定の薬物(抗うつ薬など)が含まれます。

ハイブリッドミラドライとは

ハイブリッドミラドライ治療とは、ミラドライ治療と、SHRレーザー治療を組み合わせた治療で、ミラドライ治療後の汗腺組織の再発を予防する治療のことを言います。

ハイブリッドミラドライ・治療プログラム

1パスミラドライ治療後、1か月目から、毎月、1か月毎にSHRレーザー治療を行います。

SHRレーザーは計5回、治療を行います。

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食事の見直し: 食事内容を見直し、特に臭いの元となる食品を控えることが役立ちます。

ストレス管理: ストレスを軽減する方法を見つけましょう。瞑想やリラクゼーションの練習が役立つことがあります。

体重管理: 健康的な体重を維持し、運動を取り入れることが、ワキガ臭を軽減するのに役立つことがあります。

医師の診断: 疾患や薬物に関連する臭いの変化がある場合、医師に相談しましょう。医師は適切な診断と治療を提供します。

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