院長ブログ

2018.04.14更新

こんにちは

プレシャスクリニック院長の清水です。

ミラドライ治療にまつわるHPの記事から、気になることをピックアップして、私なりの考えを伝えます。

 

今回は再発についての考察です。

今日治療に来られた方が、ネットで再発した人の記事が載っていますがどうしてでしょう?

と言ってらっしゃったので、ミラドライの治療でも、再発ということが一番気になっているのだと思います。

ブログ記事でも書いたのですが(ここをクリック) 私はミラドライの治療効果について、照射された場所の皮膚が100%治療されていることを証明しています。

ですから再発などはないと思っているのですが、ネットで、”ミラドライの術後臭がした”などの記事があります。

これはどういうことなのか考えてみました。

病理

これは、レベル3で治療されたワキの3か月後の皮膚です。

ミラドライは照射レベルが1~5の5段階で設定されていて、中間の出力で治療された状態です。

施術後3か月で汗の細胞が再生されてきたのでしょう!

汗の細胞が多く認められます。

このように不完全な治療後だと、”また匂うようになった” と感じるでしょうね!

ですから、再発したときは、治療が不完全ということが考えられます。

これを、 ”失敗” という人もいると思います。

治療は不完全ですが、汗の細胞の数は手術前と比べて減ってるので、無効ではないです。

治療を評価するなら ”有効” です。

多分汗の量も減っていると思います。

でも、においを気にする人にとっては失敗なのでしょう!!

投稿者: プレシャスクリニック自由が丘

2018.04.06更新

こんにちは

プレシャスクリニック院長の清水です。

ミラドライ治療にまつわるHPの記事から、気になることをピックアップして、私なりの考えを伝えよう!

 

今回はミラドライ施術後のワキ毛の状態についてです。

 

ミラドライはFDA(アメリカの厚生省にあたり、医療機器などの認可を行っているところ)で多汗症治療の治療器として認可が下りましたが、その後、治療後の顕著な減毛効果が認めれらることによって、脱毛治療(減毛治療)も認可が下りました。

要は国がミラドライの脱毛効果を認めたということです。

毛根と汗の細胞が非常に密接して存在していること、特にアポクリン腺は毛穴から汗が排泄することなどからも、ミラドライの治療で毛根が同時に破壊され、脱毛効果があることは考えられますが、それが公式に認められたことになります。

ではどのくらいの減耗効果があるのでしょうか?

これは私の実体験から見てください。

ワキの写真です(汚くてごめんなさい)。

脱毛効果

どちらも、全く手入れをしていない、いわゆる無処置の状態です。

右はミラドライで治療を受けた3年後の状態です。

脱毛効果があるといっても、つるつるの状態ではありません。

でも、ここまで脱毛効果があるのはすごいことなんです。

その昔、稲葉先生が言っていたことなのですが

(稲葉先生はもうお亡くなりになっていますが、ワキガの大御所の先生で、独自の削除器(今でいうローラークランプ法に似た方法だと思います。)を開発して、皮膚を極限まで薄く削り取る術式を編み出しました。それは匠の技で、稲葉先生は1mmの薄さまで皮膚を削っていたそうです。)

”不思議だなぁ、毛根を全部取っても毛が生えてくるんだよ”

当時は再生のメカニズムなんてわかっていなかったし、毛根がなくなれば毛が生えなくなると信じられていたからです。

それほど永久脱毛って難しいのです。

いまでは、毛の再生する幹細胞が毛穴の浅めのところ(具体的には立毛筋付着部です)に存在していることがわかり、毛周期という存在もあり、毛根の深さは一定していないことがわかっているので、科学的に解明されていますが。

そういうことで、レーザー脱毛でも1回の治療でこれほどまでの脱毛効果は得られません。

男子で、治療後の毛の状態を気にしている方もいられますがこの程度なので、気にされなくてもよいかと思います。

 

 

投稿者: プレシャスクリニック自由が丘

2018.04.03更新

こんにちは

プレシャスクリニック院長の清水です。

ミラドライ治療にまつわるHPの記事から、気になることをピックアップして、私なりの考えを伝えます。

 

今回は術後臭について

 

ミラドライ治療したのに術後臭が!再発するの?

 

これは以前のブログ(ここをクリック)でも書きましたが、治療が不十分であったときには再発してしまいます。

これ以外にも次のようなことが考えられます。

私はミラドライの治療に絶対的な自信を持っているので、当院(プレシャスクリニック自由が丘)で治療を受けた患者さんは絶対満足いただけていると思っていたのですが、中には”先生まだ臭うから再治療してください”と言ってこられるケースがあります。

そういった方々には、発汗テストをしてもらって、客観的に、どういう状態なのかを調べてから治療を行います。

発汗テスト

 

これはヨードデンプン反応といって汗(水)と反応して青くなります。

青い線で囲っているところが汗をかいている場所になります。

全体的に汗をかいているわけではないことがお分かりになるとおもいます。

治療前だと

ヨードテスト

 

こんな風に全体が青く染まります。

ということで、ミラドライの治療が確実に行われていない部位が部分的にできたしまったことがお分かりになると思います。

ミラドライはハンドピースをテンプレート通りの部位ごとにあてて、治療を行っていくのですが、その治療のすき間ができてしまうのではないかと考えています。

未治療の部位ができてしまうので、このように汗をかく部位がところどころにできてしまうのです。

上の写真のケースで、おおむね80%の部位は完全に汗が出なくなっていると思いますが、残りの20%で臭いを感じてしまうのです。

元の臭いの強さによるのだと思いますが、臭いの感じ方は人それぞれなので、同じ状態でも臭う人、臭わない人がいると思います。

この状態で臭うということは、残念ながら、術後臭、失敗ということになるのでしょう。

当院では、このようなケースの再治療は、 汗をかいているところだけミラドライを照射 します。

テンプレート通りの再照射では、また、同じことになりかねません。

ご満足いただけている結果、当院では、さすがに3回目を治療希望して来られる方はいません。

 

そして、このすきまをなくす方法がミラドライ既存のテンプレートにとらわれない、独自の照射方法による、プレシャスクリニックのプレミアムミラドライです。

もう手術は必要ありません。

 

投稿者: プレシャスクリニック自由が丘

クリニックへのお問い合わせはこちら

最終予約受付期限は
予約日の2営業日前の19時まで

(例えば、土曜日の予約をキャンセルしたい場合は木曜日19時までにご連絡ください)

予約の変更に関しては最低2営業日前の19時までにご連絡ください。
治療待ちの患者様が多くいらっしゃることから、予約日間際の変更をされる患者様に関しては次回のアポイントを控えさせて頂く場合がございますのでご了承ください。